筋トレを頑張っているのに体重が減らない、そんな悩みを抱えていませんか? 体重が減らない理由は様々ですが、停滞期に陥っている、筋肉量が増えている、水分を貯留している、または食事やトレーニング方法に問題があるなどが考えられます。この記事では、体重が減らない原因を詳しく解説し、停滞期を脱出するための効果的な食事とトレーニング方法を具体的に紹介します。この記事を読めば、体重減少のメカニズムや筋肉量増加のメリットを理解し、健康的にダイエットを進めるための知識を得ることができます。正しい知識を身につけて、理想の体型を目指しましょう。
1. 筋トレしても体重が減らない原因を探る

筋トレを始めたのに、体重が思うように減らないと悩んでいませんか? それは、様々な原因が考えられます。 効果的なトレーニングを継続するためにも、まずは原因を特定し、適切な対策を講じる必要があります。 この章では、体重減少が停滞する主な原因を詳しく解説していきます。
1.1 停滞期の到来
ダイエット開始から一定期間が経過すると、体重減少のペースが緩やかになる、もしくは全く減らなくなる停滞期が訪れることがあります。 これは、体が省エネモードに切り替わるためです。 最初は順調に体重が減っていたのに、停滞期に焦って過度な食事制限やトレーニングをしてしまうと、かえって逆効果になることも。 停滞期は誰にでも起こりうることなので、落ち着いて次の対策を考えていきましょう。
1.2 体重と体脂肪率の違いを理解する
体重計の数値だけに注目していませんか? 体重計は、体全体の重さを示すもの。 脂肪だけでなく、筋肉、骨、水分なども含まれています。 筋トレを始めると、筋肉量が増加する一方で体脂肪が減少していくため、体重計の数値はあまり変化しない、もしくは一時的に増加することもあります。 大切なのは、体脂肪率を測り、体組成の変化を把握することです。 皮下脂肪計や体組成計などを活用し、体脂肪率の推移をチェックしましょう。
1.3 筋肉量の増加による体重増加
筋トレを行うと、筋肉量が増加します。 筋肉は脂肪よりも密度が高いため、同じ体積でも筋肉の方が重くなります。 そのため、体脂肪が減っていても、筋肉量が増加することで体重計の数値に変化が見られない、あるいは増加する場合があります。 この場合、体重が増えても、見た目は引き締まっているはずです。 筋肉が増えることは、基礎代謝の向上に繋がり、痩せやすい体質を作る上で非常に重要です。 短期的な体重の変化にとらわれず、継続してトレーニングを行いましょう。
1.4 水分貯留の影響
トレーニング後は、筋肉に微細な損傷が生じ、修復のために水分が貯留されます。 このため、一時的に体重が増加することがあります。 また、タンパク質の摂取量を増やすと、それに伴い水分摂取量も増えるため、体重増加に繋がる可能性があります。 これは一時的な現象なので、心配する必要はありません。 数日で元の状態に戻ります。
1.5 食事内容の問題点
筋トレの効果を高めるためには、食事内容にも気を配る必要があります。 いくらトレーニングを頑張っても、食事内容が適切でなければ、思うような結果は得られません。
1.5.1 タンパク質不足
筋肉の成長には、タンパク質が不可欠です。 筋トレを行っているにも関わらず、タンパク質摂取量が不足していると、筋肉が十分に成長せず、体重減少にも影響します。 肉、魚、卵、大豆製品など、良質なタンパク質を積極的に摂取しましょう。
1.5.2 炭水化物、脂質の過剰摂取
炭水化物や脂質は、エネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰に摂取すると体脂肪として蓄積されてしまいます。 特に、精製された炭水化物や飽和脂肪酸の多い脂質は、摂り過ぎに注意が必要です。 玄米や全粒粉パンなどの未精製炭水化物、魚やナッツ類に含まれる不飽和脂肪酸をバランス良く摂取しましょう。
1.5.3 カロリー計算の誤り
摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、体重は増加します。 自分の消費カロリーを把握し、適切な量のカロリーを摂取することが大切です。 アプリなどを活用し、正確なカロリー計算を行いましょう。
1.6 トレーニング方法の問題点
トレーニング方法が適切でないと、効果的に筋肉を鍛えられず、体重減少に繋がらない可能性があります。 以下の点に注意し、トレーニング方法を見直してみましょう。
1.6.1 同じトレーニング内容の繰り返し
同じトレーニングを続けていると、体が慣れてしまい、効果が薄れてしまいます。 定期的にトレーニングメニューを見直し、負荷や種目を変えるなど、変化をつけることが大切です。
1.6.2 負荷が軽すぎる
軽い負荷でトレーニングを行っていても、筋肉に十分な刺激を与えることができません。 筋肉に適切な負荷をかけることで、筋肥大を促し、基礎代謝を向上させることができます。 徐々に負荷を上げていくようにしましょう。
1.6.3 トレーニング頻度が少ない、または多すぎる
トレーニング頻度が少ないと、筋肉に十分な刺激を与えることができません。 一方、トレーニング頻度が多すぎると、筋肉が回復する前に次のトレーニングを行うことになり、オーバートレーニングになってしまう可能性があります。 適切なトレーニング頻度を維持することが重要です。 週に2~3回のトレーニングが目安です。
トレーニング頻度 | メリット | デメリット |
少ない | 体を休ませることができる | 効果が出にくい |
適切 | 効果が出やすい、継続しやすい | – |
多い | 短期間で効果が出やすい | 怪我のリスクが高い、継続しにくい |
1.6.4 休息不足
トレーニング後の休息は、筋肉の成長に不可欠です。 十分な睡眠時間を確保し、筋肉を回復させましょう。 睡眠不足は、成長ホルモンの分泌を阻害し、筋肉の成長を妨げる原因となります。
2. 効果的な食事方法

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、トレーニングだけでなく食事も非常に重要です。適切な食事管理を行うことで、効率的に体脂肪を減らし、筋肉を増やすことができます。ここでは、効果的な食事方法について詳しく解説します。
2.1 摂取カロリーのコントロール
体重を減らすためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。基礎代謝量と活動代謝量を計算し、そこから適切なカロリー摂取量を決定しましょう。極端なカロリー制限は筋肉の分解を招く可能性があるので、無理のない範囲で調整することが大切です。
2.2 PFCバランスの調整

PFCバランスとは、タンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の摂取比率のことです。筋肉の成長と体脂肪の減少を促進するためには、このバランスを適切に調整する必要があります。
2.2.1 タンパク質の重要性
タンパク質は筋肉の構成要素となるため、積極的に摂取する必要があります。体重1kgあたり1.6~2gを目安に、肉、魚、卵、大豆製品などの良質なタンパク質源から摂取しましょう。プロテインを活用するのも効果的です。
2.2.2 炭水化物の種類と摂取タイミング
炭水化物はエネルギー源となる重要な栄養素ですが、精製された白い炭水化物ではなく、玄米、全粒粉パン、オートミールなどの未精製の炭水化物を摂取するようにしましょう。トレーニング前後に摂取することで、エネルギー補給と筋肉の回復を促進することができます。
2.2.3 良質な脂質の摂取
脂質はホルモンの生成や細胞膜の構成に不可欠な栄養素です。魚、ナッツ、アボカドなどに含まれる不飽和脂肪酸を積極的に摂取し、揚げ物などに含まれる飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取は控えましょう。
2.3 具体的な食事例
以下の食事例はあくまで一例です。自身の活動量や目標に合わせて調整してください。
メニュー例 | ポイント | |
朝食 | オートミール、ヨーグルト、フルーツ、ナッツ | 食物繊維とタンパク質を豊富に含む朝食は、血糖値の急上昇を抑え、持続的なエネルギー供給を可能にします。 |
昼食 | 鶏むね肉のソテー、玄米、サラダ | 良質なタンパク質と炭水化物をバランスよく摂取することで、午後の活動に必要なエネルギーを確保します。 |
夕食 | 鮭の塩焼き、野菜炒め、味噌汁、ご飯 | 夕食は消化の良いものを選び、睡眠の質を落とさないようにしましょう。 |
間食 | プロテイン、ゆで卵、ナッツ、フルーツ | 間食は空腹感を抑え、ドカ食いを防ぐのに役立ちます。タンパク質や食物繊維を多く含むものを選びましょう。 |
食事はトレーニングと同じくらい重要です。バランスの良い食事を心がけ、筋トレの効果を最大限に引き出しましょう。
3. 効果的なトレーニング方法

筋トレで効果を出すためには、正しいトレーニング方法を実践することが重要です。闇雲にトレーニングを行うのではなく、目的意識を持って計画的に行うことで、効率よく理想の体型に近づけます。
3.1 筋肥大を促すトレーニング
筋肉を大きくするためには、適切な負荷と回数でトレーニングを行う必要があります。負荷が軽すぎると筋肉への刺激が不足し、逆に重すぎると怪我のリスクが高まります。自分の体力レベルに合った重量設定を心がけましょう。
3.1.1 BIG3の重要性
筋トレの基本となるBIG3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)は、全身の大きな筋肉を鍛えるのに非常に効果的です。これらの種目を中心に取り入れることで、効率的に筋肥大を促すことができます。特に、BIG3は多くの筋肉を同時に使うため、成長ホルモンの分泌を促進する効果も期待できます。
3.1.2 適切な重量設定
適切な重量設定は、目標とする回数(レップ数)をギリギリこなせる重さです。10回を目標とするなら、11回目はできない程度の重さが目安です。定期的に重量の見直しを行い、徐々に負荷を上げていくことが大切です。
3.1.3 正しいフォームの習得
正しいフォームでトレーニングを行うことは、効果を最大限に引き出すだけでなく、怪我の予防にも繋がります。最初は軽い重量でフォームをしっかり確認し、慣れてきたら徐々に重量を上げていきましょう。動画や専門家の指導を参考にすると、より正確なフォームを習得できます。
3.2 トレーニングの分割法
トレーニングの分割法とは、鍛える部位を日ごとに分けてトレーニングを行う方法です。全身を毎日鍛えるよりも、特定の部位に集中してトレーニングを行うことで、より高い効果が期待できます。代表的な分割法を以下にまとめました。
分割法 | 内容 | メリット |
全身トレーニング | 全身を1回のトレーニングで鍛える | 短時間で全身を鍛えられる、トレーニング頻度を高めやすい |
上半身/下半身分割 | 上半身と下半身を別々の日に鍛える | 1回のトレーニング時間を短縮できる、各部位を重点的に鍛えられる |
3分割法 | 胸・肩・三頭筋、背中・二頭筋、脚を別々の日に鍛える | 各部位をより集中的に鍛えられる、回復時間を確保しやすい |
自身の体力や生活リズムに合わせて、最適な分割法を選びましょう。
3.3 トレーニング頻度と休息
トレーニングの効果を最大限に引き出すためには、適切な頻度と休息が不可欠です。毎日同じ部位をトレーニングするのではなく、筋肉の回復時間を考慮することが重要です。一般的には、同じ部位のトレーニングは2~3日に1回程度が適切とされています。 十分な休息をとることで、筋肉の超回復を促し、より効果的に筋肥大を図ることができます。睡眠時間も重要で、7~8時間の睡眠を確保するように心がけましょう。
3.4 有酸素運動との組み合わせ
筋トレと並行して有酸素運動を取り入れることで、体脂肪の燃焼を促進し、より効果的にダイエットを進めることができます。ウォーキングやジョギング、水泳など、自分に合った有酸素運動を選びましょう。有酸素運動は、筋トレの後に行うのが効果的です。筋トレで糖質を消費した後に有酸素運動を行うことで、脂肪が燃焼されやすくなります。
4. 停滞期を乗り越えるためのメンタルコントロール
筋トレを続けていると、体重が減らなくなる停滞期に陥ることがあります。停滞期は誰にでも起こりうることで、モチベーションの低下に繋がりやすいものです。しかし、停滞期は体が変化に適応しているサインでもあり、乗り越えることで更なる効果が期待できます。そのため、停滞期に陥っても諦めずに、前向きな気持ちでトレーニングを続けることが重要です。
4.1 停滞期の原因と対策
停滞期には様々な原因が考えられますが、精神的な要因も大きく影響します。焦りや不安を感じてしまうと、トレーニングの質が低下したり、食生活が乱れたりする可能性があります。そこで、停滞期を乗り越えるためのメンタルコントロールの方法をいくつかご紹介します。
4.1.1 目標設定とモチベーション維持
明確な目標設定は、モチベーション維持に不可欠です。ただ「痩せたい」という漠然とした目標ではなく、「3ヶ月で5kg減量する」など、具体的な数値目標を設定しましょう。目標達成までのプロセスを細かく段階分けし、小さな成功体験を積み重ねることで、モチベーションを高く保つことができます。
また、目標達成した際の自分自身をイメージすることも効果的です。理想の体型になった自分を想像し、その喜びや達成感を味わうことで、モチベーションを高めることができます。さらに、トレーニングを継続することで得られる健康面でのメリット、例えば、体力向上や生活習慣病予防といった点にも目を向けてみましょう。
4.1.2 ストレスマネジメント
ストレスは、食欲を増進させたり、トレーニングの質を低下させたりする原因となります。ストレスを溜め込まないよう、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。例えば、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったり、自然の中で過ごしたりするなど、リラックスできる時間を取り入れるようにしましょう。
ストレス解消法 | 効果 |
軽い運動(ウォーキング、ヨガなど) | 気分転換、ストレスホルモンの減少 |
読書、映画鑑賞 | リラックス効果、気分転換 |
十分な睡眠 | 疲労回復、ストレス軽減 |
友人や家族との会話 | 精神的なサポート、気分転換 |
4.1.3 成功体験の可視化
トレーニングの成果を目に見える形で記録することは、モチベーション維持に繋がります。体重や体脂肪率の変化だけでなく、トレーニング内容や食事内容も記録しておきましょう。記録を見返すことで、これまでの努力を改めて認識し、自信を持つことができます。また、停滞期に入った際に、過去の記録を振り返ることで、原因を分析し、対策を立てるヒントが見つかるかもしれません。
写真を撮ることも効果的です。定期的に自分の姿を写真に収めておくことで、体型の変化を客観的に確認できます。停滞期で体重が変化しなくても、体型が引き締まっていることに気づくかもしれません。また、トレーニング開始当初の写真と比較することで、モチベーションを高めることもできます。
4.1.4 周りのサポート
家族や友人、トレーナーなど、周りの人に目標を共有し、サポートしてもらうことも大切です。応援してくれる人がいることで、モチベーションを高く保ち、困難を乗り越える力になります。また、トレーニング仲間を見つけるのも良いでしょう。共に励まし合い、刺激し合うことで、トレーニングを継続するモチベーションを高めることができます。
停滞期は、トレーニングの効果が出ている証拠であり、体が変化に適応しようとしているサインです。焦らず、諦めずに、ここで紹介したメンタルコントロールの方法を参考に、前向きにトレーニングを続けましょう。
5. 筋トレと体重減少の関係

筋トレと体重減少は、一見すると相反する行為のように思えるかもしれません。体重を減らすためには食事制限が必要で、筋トレは筋肉を増やし体重が増えるイメージがあるからです。しかし、実際には筋トレは体重減少に大きく貢献し、健康的なダイエットには欠かせない要素です。
5.1 体重減少のメカニズム
体重減少の基本的なメカニズムは、消費カロリーが摂取カロリーを上回ることです。摂取カロリーを抑えるだけでは、筋肉量も減少してしまい、基礎代謝が低下し、リバウンドしやすくなります。そこで筋トレが重要になります。
5.2 筋肉量増加のメリット
筋肉量が増加すると基礎代謝が向上します。基礎代謝とは、生命維持のために最低限必要なエネルギー消費量のことです。基礎代謝が高いほど、何もしていなくても多くのカロリーを消費するため、太りにくい体質になります。また、筋肉は脂肪よりも多くのカロリーを消費するため、筋肉量が多いほど、運動時にも多くのカロリーを消費できます。
さらに、筋肉量が増えると、身体のシルエットが引き締まり、見た目が美しくなります。体重が同じでも、筋肉量が多い方が引き締まって見えるため、ダイエットのモチベーション維持にも繋がります。
メリット | 説明 |
基礎代謝の向上 | エネルギー消費量が増え、太りにくい体質になる |
脂肪燃焼効果の向上 | 運動時により多くのカロリーを消費できる |
スタイルアップ | 身体のラインが引き締まり、見た目も美しくなる |
健康増進 | 生活習慣病の予防、改善に繋がる |
5.3 健康的なダイエット
健康的なダイエットとは、ただ体重を減らすだけでなく、体組成を改善し、健康的な身体を手に入れることです。そのためには、食事制限と運動をバランスよく組み合わせることが重要です。極端な食事制限は筋肉量の減少に繋がり、リバウンドしやすくなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
筋トレは、健康的なダイエットに不可欠な要素です。筋肉量を増やすことで基礎代謝が向上し、太りにくい体質を作ることができます。また、筋トレは、ストレス軽減や睡眠の質向上にも効果があるため、心身の健康維持にも役立ちます。
5.3.1 食事とトレーニングのバランス
効果的な体重減少のためには、食事とトレーニングのバランスが重要です。タンパク質を十分に摂取し、炭水化物や脂質の量を調整することで、筋肉の成長をサポートしながら体脂肪を減らすことができます。適切なトレーニングプログラムと組み合わせることで、より効率的に目標を達成できます。
5.3.2 継続の重要性
筋トレの効果はすぐに現れるものではありません。継続してトレーニングを行うことで、徐々に筋肉量が増え、基礎代謝が向上し、体重減少へと繋がっていきます。焦らず、自分のペースで継続していくことが重要です。
6. 筋トレの記録方法

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、トレーニング内容や食事内容、そして体の変化を記録することが非常に重要です。記録することで、自身の進捗状況を客観的に把握し、トレーニングプランや食事プランを改善していくための貴重なデータとなります。記録をつける習慣を身につけることで、モチベーションの維持にも繋がります。
6.1 トレーニング内容の記録
トレーニング内容の記録は、具体的な数値を記録することで、自身の成長を可視化し、次のトレーニングへのモチベーションを高めるのに役立ちます。また、過去のトレーニングメニューを振り返ることで、効果的なトレーニング方法を見つけることにも繋がります。
記録すべき項目は以下の通りです。
項目 | 内容 |
日付 | トレーニングを行った日付 |
種目 | 実施したトレーニング種目名(例:ベンチプレス、スクワット、デッドリフトなど) |
セット数 | 各種目で行ったセット数 |
回数 | 各セットで行った回数 |
重量 | 各セットで使用した重量 |
インターバル | セット間の休憩時間 |
トレーニング時間 | トレーニング全体の所要時間 |
その他 | トレーニング中の気づきや体の調子など(例:フォームの改善点、疲労度など) |
6.1.1 具体的な記録例
例えば、ベンチプレスの記録であれば、「2024年1月1日 ベンチプレス 5セット×8回 60kg インターバル90秒」のように具体的に記録します。重量や回数を徐々に増やしていくことで、自身の成長を実感し、モチベーションを維持することができます。
6.2 食事内容の記録

食事内容の記録は、摂取カロリーや栄養バランスを把握し、食生活の改善に役立ちます。特に、体重が減らない停滞期に陥った際に、食事内容を見直すことで、原因を特定しやすくなります。
記録すべき項目は以下の通りです。
項目 | 内容 |
日付 | 食事をした日付 |
食事時間 | 食事をした時間 |
食事内容 | 食べたもの(できるだけ具体的に。例:鶏むね肉100g、玄米150g、ブロッコリー50gなど) |
摂取カロリー | 各食事の摂取カロリー |
PFCバランス | タンパク質、脂質、炭水化物の摂取量(グラム数) |
その他 | 食事に関する気づき(例:満腹感、食事の満足度など) |
6.2.1 記録を続けるコツ
食事内容の記録は、毎日続けることが大切です。外食をした際も、できるだけ正確に記録するように心がけましょう。記録アプリなどを活用することで、簡単に記録することができます。
6.3 体重、体脂肪率の記録
体重と体脂肪率の記録は、トレーニングの成果を客観的に評価するために不可欠です。体重だけでなく体脂肪率も記録することで、筋肉量の増加や体脂肪の減少を正確に把握できます。
記録すべき項目は以下の通りです。
項目 | 内容 |
日付 | 測定した日付 |
時間 | 測定した時間(できるだけ毎日同じ時間に測定) |
体重 | 測定した体重(kg) |
体脂肪率 | 測定した体脂肪率(%) |
その他 | 測定時の体の状態(例:前日の睡眠時間、食事内容など) |
6.3.1 測定のタイミング
体重と体脂肪率は、毎日同じ時間に測定することが重要です。起床後、朝食前がおすすめです。毎日同じ条件で測定することで、正確な変化を把握することができます。

6.4 記録アプリの活用
トレーニングや食事、体重の記録は、専用のアプリを活用することで効率的に行うことができます。多くのアプリは無料で利用でき、記録だけでなくグラフ化や分析機能も備えています。アプリを活用することで、記録の手間を省き、モチベーションの維持にも繋がります。自分に合ったアプリを見つけて活用してみましょう。
代表的なアプリとしては、あすけん、カロミル、MyFitnessPalなどがあります。これらのアプリは、食事内容の記録やカロリー計算、栄養バランスの分析などが可能です。また、トレーニング記録アプリとしては、Training PeaksやStrongなどがあります。これらのアプリでは、トレーニングメニューの作成や管理、進捗状況の確認などができます。
7. まとめ
筋トレをしても体重が減らない理由は様々ですが、大きく分けて「停滞期」「筋肉量の増加」「水分貯留」「食事の問題」「トレーニング方法の問題」が挙げられます。特に停滞期は、体が現状に適応し、エネルギー消費が抑えられた状態です。体重が減らないからといって焦らず、トレーニング内容や食事を見直すことが大切です。
効果的なダイエットには、適切なカロリーコントロールとPFCバランスの調整が不可欠です。タンパク質を十分に摂り、炭水化物や脂質の量と質を意識しましょう。具体的な食事例を参考に、バランスの良い食事を心がけてください。トレーニングは、BIG3などの複合関節運動を中心に、適切な重量とフォームで行いましょう。トレーニングの分割法や頻度、休息も重要です。有酸素運動を組み合わせることで、脂肪燃焼効果を高めることも可能です。
体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量も記録することで、体の変化を客観的に把握できます。記録アプリを活用すれば、簡単に管理できます。焦らず継続することが、理想の体型への近道です。体重計の数字にとらわれすぎず、自分の体と向き合いながら、健康的にダイエットを進めていきましょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。
店舗情報

店舗名よつば整骨院/よつば整体院
代表髙橋 勇輝(たかはし ゆうき)
住所〒020-0851
岩手県盛岡市向中野7丁目1−36グレース向中野103
駐車場あり
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営業時間9:00〜12:00/14:30〜19:30
火·金·土曜は18時まで通し営業
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